プレスリリース
2026年4月20日
「クラウドネイティブ型電子カルテ」開発本格始動

東亜システム株式会社(以下、当社)は、医療DXの進展と厚生労働省が提唱する標準化仕様に基づき、「クラウドネイティブ型電子カルテ」の開発を決定いたしました。
現在、多くの医療機関が2026年度以降のシステム更新において「クラウドネイティブ」を検討されていますが、一方で現場運用との乖離も懸念されています。
当社は、標準型電子カルテの仕様に準拠しつつ、医療現場が真に求める“最適化された電子カルテ”の実現を目指します。
クラウドネイティブへのロードマップ
- 標準仕様に準拠した「クラウドネイティブ型電子カルテ」の開発
厚労省が推奨する「標準型電子カルテ」の仕様書に基づき、データ連携に最適化されたクラウドネイティブ型電子カルテを開発します。
あえて全機能を網羅する肥大化したシステムではなく、標準化に準拠し、現場が真に必要とする機能を研ぎ澄ませた「ダウンサイジングによる最適化」を目指します。
- 病院向け「クラウドネイティブ型医事会計システム」の開発
病院規模の複雑な算定処理に対応したクラウドネイティブ型医事会計システムは業界でも希少です。
当社は、50年以上にわたり医事会計システムを提供してきた実績を基盤に、病院運営に不可欠な医事会計をクラウドネイティブとして再構築します。
さらに、電子カルテと医事会計は本来密接に連携すべき領域であり、両システムを自社内で一貫して開発するからこそ、データ連携や運用面で齟齬のないスムーズな連携が可能となります。 これにより、他社製品の組み合わせでは実現しづらい、現場運用に寄り添った連携性と業務効率化を提供します。
- オンプレミス×クラウドの「全方位型ハイブリッド構想」
すべてのシステムを一挙にクラウド化することへの不安を解消するため、クラウドネイティブな電子カルテ・医事会計と、高いレスポンスや専門性が求められる部門システム(検査・画像・各種専用機等)をオンプレミス環境のままシームレスに連携させる「全方位型ハイブリッド構成」を提案します。
- オンプレミスの知見を活かしたBCP(事業継続計画)対策
クラウド化において最大の懸念点である「通信障害・災害時の運用停止」に対し、オンプレミスメーカーとしての実績を活かしたBCP対策を構築。
万が一の際にも診療を継続できる仕組みを備え、クラウドネイティブの利便性とオンプレミスの堅牢性を両立させます。


今後の展望
当社は、2026年4月時点での制度動向を注視しつつ、標準型電子カルテに準拠したクラウドネイティブ環境への移行を強力に支援します。 また、2028年度の正式リリースを目標に、医療現場の皆様の声を取り入れながら開発を進めてまいります。 進捗状況や詳細な仕様については、本サイトにて随時ご報告いたします。
今後とも、東亜システム株式会社および『HOSPI-KARTE』をよろしくお願い申し上げます。